こんにちは!

普段はこの院長ブログで病気のことや治療の紹介をしていますが、たまには自分のことを書こうかと思い、趣味で取り組んでいる将棋についてご紹介します。

みなさんは将棋を見たり触れたりしたことはありますか?

今や藤井棋士の影響もあって空前の将棋ブームとなっていますが、将棋を見たり指したりする人は日本で一千万人と言われています。

以前、将棋の駒で有名な山形県天童市を訪れた時の写真です。街の色々なところに将棋の駒が見つかります。


将棋の醍醐味は人によって異なりますが、私は「序盤の構築のおもしろさ」と「終盤の攻撃が決まった時の爽快さ」が醍醐味に感じます。

将棋は簡単に言うと、相手の「王様」をとりにいくゲームです。

なので、試合の序盤は、相手の王様に攻撃をする準備をしつつ、同時に自分の王様を守るように駒を動かしていきます。

その攻め方・守り方には多くの種類があり、そのバランス力が問われます。

どんな競技にも言えますが、攻め過ぎても守り過ぎてもうまくいかないのが将棋のおもしろさです!


今は将棋のマンガも増えましたが、現名人の渡辺棋士の奥様が書かれている「将棋の渡辺くん」は、プロ棋士の日常をコミカルに描いていて非常におもしろいので、みなさんにもおススメです!

私の今までを振り返ると、小中高校時代はずっとサッカーに没頭してましたが、家で時々父親と将棋を指していました。

大学ではアイスホッケー部に所属してましたが、4年で引退になるので、5.6年生の間は時々将棋会館で指していました。この頃は深いことは考えず楽しめればいいかなという気持ちでしたね。

社会人になって、東京での病院に勤めてた時期は、休みの日になると御徒町将棋センターに頻繁に通って練習しにいきました。
この頃から戦術などをしっかり考えるようになり、テレビやネットでも将棋を観るようになりました。
(ABEMAは将棋のコンテンツが充実しており毎日チェックしています!)

全国のアマチュアが参加する大会にも積極的に参加して、その度に一喜一憂していますね。笑

アマチュアと言えども上位の方たちはとんでもなく強く、なかなか歯が立ちません。。


現在は横浜に来てもう少しで3年になりますが、毎日オンライン対戦で練習し、プロの対戦に目を通して楽しんでいます。

休診日は時間があれば磯子の将棋センターに指しに行ったりしています。

将棋を指している間は邪念がなくなり、勝負に集中できるので良い気晴らしになります。(疲弊しますが笑)


アマチュアの大会はコロナの関係でほとんど中止になっていますが、来年以降開催されることを願いつつ、自分の腕を地道に磨いていこうと思います。

天童で駒彫り体験をしました! 
職人さんに染色をしていただきました!


今は「AI」の発達によって、試合中の形勢の傾きが数値化される時代になり、さらに「次の最善の1手」まで示されるようになりました。

これにより棋士の研究はさらに高度で複雑になってきています。

私もAIソフトを導入してたまに勉強していますが、これが毎日で膨大な局面数を研究するとなると、途方に暮れますね。。プロの将棋界も本当に過酷な世界だと思います。。

プロの戦いを見ていると、中盤から終盤戦は本当に壮絶で、一瞬も目を離せないことがよくあります。戦う姿勢やその技量に大きな感動を味わうこともでき、素晴らしい競技だなと感じます。

まだまだ書きたい内容はたくさんありますが、今回はこの辺で終わりにします。


これからも将棋を楽しんでやっていきたいですね!



興味がある方はいつでも話かけてください!