第1回「獣医さん子ども体験!」開催しました!!

こんにちは、院長の田中です。


7/31、8/7に「獣医さん子ども体験!」を開催しました!


どちらも先着3組限定でしたが、たくさんのご応募をいただきありがとうございました!


地元の子どもたちに、動物や医療について知ってもらいたいなと思い開催しました。


小学生の子がメインで体験し、「身体検査」「エコー検査」を実際に行ってもらい、最後に模擬の「手術体験」をしました!


1組30分ではありましたが、みなさん緊張しながらも楽しく体験ができていました!


一部紹介しますね! (「顔を隠しての写真公開」に許可を得ております)



<身体検査>

体温を計ったり、心臓の音を聴いたり、身体を触ったり! 
ここではみんな緊張気味でしたが、興味津々でした!



<エコー検査>

エコー検査で膀胱を見ました!みんな上手でしっかり膀胱を画面に出すことができました!



<模擬手術体験>

子どもさんの顔が一番いきいきしてました!笑  
鋏(はさみ)や鑷子(ピンセット)を使ったり、本番さながらの体験をしてもらいました!



次回は冬(1-2月)に計画をしていますので、決まり次第お知らせします!


そして大人の方にも「私たちもやってみたい!」といったご希望が多かったため、中高生以上全員対象の体験も検討中です!

膀胱結石と手術

こんにちは! 院長の田中です。

今年は雨が多いですね。

さて、今回は膀胱結石のお話です。

みなさんも一度は耳にしたことがあると思いますが、ワンちゃんや猫ちゃんにも発生する時があります。

膀胱結石は、ミネラル成分が凝縮することで石となります。


結石の種類は主に5-6種類ありますが、中でも「カルシウム系」「ストラバイト」が多数を占めます。ダルメシアンでは「尿酸アンモニウム」が有名です。

例えばストラバイトは細菌感染との関わりがあり、抗菌剤や療法食なども治療の1つです。ただし結石が一度形成されてしまうと内科治療での完治はなかなか難しいことが多く、外科摘出が必要になります。とくにカルシウム系は内科治療は困難と言えます。

当院で治療したワンちゃんの子をご紹介しながら見ていきましょう。

この子は12歳のミックスで、他院で膀胱結石を指摘され、セカンドオピニオンで当院を受診されました。

⬆︎超音波検査で膀胱内に結石を疑う所見


レントゲン所見。青が膀胱の輪郭、赤が結石と考えられる陰影

上記の画像検査や尿検査で結石が存在することがわかり、治療方針の相談をしました。

膀胱結石を抱える子は血尿や膀胱炎が持続したりする子が多く、中には破片が尿道に詰まって尿道閉塞を呈することもあります(特にオス)。

幸いにもこの子は無症状でしたが、上記のことを踏まえてご家族とご相談し、外科摘出することになりました。

以下が手術所見です。



術後の経過も順調で、2日後に退院しました。

摘出した結石は専門機関に分析を依頼し、この結石はカルシウム系(シュウ酸カルシウム・リン酸カルシウム)ということが判明しました。

前述の通り、カルシウム系は結石が一度形成されると内科治療は難しく、外科適応になります。

尿路系の療法食もありますが、全てに効果があるとは言えない状況で、相談の上で決めていきます。

再発の可能性もあるため、定期的なチェックをしながら経過を見ていきます。



ワンちゃんも猫ちゃんも、血尿や頻尿などが見られる場合は早めに受診しましょうね!

腫瘍だより

こんにちは!
院長の田中です。

春らしい気温になってきましたね!


さて、昨年から「腫瘍だより」を発行しており、ご自由に読んでいただけるように待合スペースに設置しております。

犬猫の死因の1位はガン(悪性腫瘍)であり、多くの方に腫瘍について知っていただきたいという思いで書いております。


現時点で8回目のテーマを発行しておりますが、今回は1回目と2回目を載せたいと思いますので、ご興味のある方は是非お読みになってください!








3回目〜8回目のテーマについても順次載せていきたいと思います!

お困りなことがあれば遠慮なくご相談ください!

歯科月間!!

こんにちは!

開院当初から定期的に行なっている歯科キャンペーンですが、早くも第7回目となりました!

今まで多くのワンちゃん猫ちゃんが歯周病治療で来院され、「歯の治療をやってよかった!」と嬉しいお言葉をたくさんいただいております。

歯周病治療に迷われている方、以前治療したことあるけどまた気になってきた方、ひとまず歯の状況を知りたい方、遠慮なくご相談くださいね!



「当院で行なった歯科治療の紹介」と「シニアの子の麻酔」については以前のブログに記載してありますのでご参照ください!

☆犬猫ドック☆

みなさんこんにちは!

本年も引き続きよろしくお願い致します。

さて、毎年冬にキャンペーンで行なっている犬猫ドックですが、今年度も11月から多くの子が受けています。

若い子もシニアの子も、1年に1〜2度は全身的な健診を受けられると理想的でしょう。


キャンペーンは2月まで継続しています、ご興味がある方は遠慮なくお問い合わせください。


1日に1組限定ですので、必ずご予約をお取りしてからご来院ください。



ドックを受けた方に、当院オリジナルカレンダーをプレゼントしています!
当院の患者さんでご希望された子がとても可愛く写ってますので、ぜひご覧ください!

高齢の子の麻酔・手術 (続き)

こんにちは!

前回に引き続き、高齢の子の麻酔・手術について書きたいと思います。


当院では高齢の子の麻酔の実施は年齢で区切ることはせず、若い子もシニアの子もきちんと麻酔前評価を行って判断しています。詳しくは前回のブログをご参照ください。


今回は、高齢の子で実際に手術を行ったケースをご紹介します。




☆16歳のチワワの女の子

この子は下腹部にしこりがあり、少しずつ増大し今では出血も伴っていることから、なんとか対処ができないかということでセカンドオピニオンで来院されました。
かかりつけの病院では麻酔が難しいとのことでした。



ご家族の方も切除できるのであれば取ってあげたいという思いであったため、手術前評価として各検査を行いました。


血液検査では軽度の腎機能低下が認められましたが、レントゲンやエコーの画像検査では異常は見つかりませんでした。

しこりの細胞診検査では、悪性の乳腺腫瘍を疑う所見が認められました。



元気や食欲はあり慢性的な基礎疾患もなかったため、今回は手術前に腎臓保護として十分な静脈点滴を行えば、手術が可能と判断しました。

今回のケースでは目的は以下の2つです。
①しこり自体の治療と精査
生活の質の改善(出血・感染を取り除く)



ご家族の方とご相談し、切除をご希望されましたので、後日実施しました。




実際の手術所見です(苦手な方は読み飛ばしてください)



手術中は痛みを可能な限り感じさせないように、鎮痛剤を組み合わせて使用します(マルチモーダル鎮痛)。


とくに大きな異常はなく、無事に手術が終わりました。


術後、食欲の回復には少し日数がかかりましたが、2週後の抜糸も無事に終わり、元気に過ごしています。


しこりの病理組織診断では「乳腺癌と悪性筋上皮種」という診断でした。
やはり悪性ではありましたが、手術で完全切除ができたため、今回のケースでは根治が達成されたことになります。


今回のように、シニアの子の「腫瘍」に関するお悩みは多く、他には「口腔内・歯」のお悩みも多く聞きます。

上記の子のように、当院ではシニアの子の麻酔手術も多く行っていますので、お困りなことがあれば遠慮なくご相談くださいね。

セカンドオピニオンも随時受け付けておりますので、ご希望の方は電話やweb予約(ホームページ)で予約をお取りください。

高齢の子の麻酔・手術について

みなさんこんにちは!



秋らしさを肌で感じるようになってきましたね。




さて今回は「麻酔と手術」のお話ですが、とくに「高齢の子」についてです。



犬では7.8歳、猫では10歳くらいを超えてくるとシニア期に入り、高齢になるとなにかしらの疾患で麻酔が必要になることがあります。


「高齢で麻酔って大丈夫なの?」「麻酔が必要なら治療したくない」というように、ご家族のみなさんも麻酔に対して怖いイメージを抱いているように見受けられます。


逆に、「高齢だけどなんとかしてあげたい」「麻酔が大丈夫なら治療を受けたい」というようなご意見も多く耳にします。
麻酔・手術関連のセカンドオピニオンで当院を受診される方もいます。



各病院によって方針は異なりますが、当院では麻酔治療を年齢で区切ることはしておりません


若齢の子も高齢の子も、その子その子の状態をきちんと評価して麻酔がかけられるかを判断していきます
総合的に麻酔リスクが低いと判断した場合は、ご相談の上で麻酔治療を行なっていきます。





麻酔前の評価として、具体的には主に以下の項目を確認します。

今現在の状態 →元気・食欲などがあるか。呼吸状態は正常か。痩せすぎたり太りすぎたりしてないか

基礎疾患の状態 →腎臓病・心臓病・ホルモン病などがある場合、どのステージなのか、良好にコントロールされているか

術前検査の評価 → 身体検査、血液検査、レントゲン、エコー 、尿検査、心電図などで異常がないか


上記の項目を総合的に評価して「麻酔リスク」を判断していきます。




上記の項目で異常がある場合はもちろん麻酔リスクが高くなるので、その旨を説明して麻酔治療をするかご家族の方と相談していきます。



実際の麻酔時では、術中・術後と本人への負担をできるだけ少なくするように 細心の注意を払って進めております。 とりわけ鎮痛剤においては作用の異なるものを組み合わせて使用しており(マルチモーダル鎮痛)、可能な限り痛みを伴わない手術を心がけています



当院ではシニアの子の麻酔治療もこれまで多く行ってきましたので、麻酔を伴う治療を迷われているご家族の方は遠慮なくご相談ください。



次回は高齢の子の実際の麻酔治療をご紹介したいと思います。







当院看板犬のたまちゃんはもう少しで3歳です! 仲良くしてください〜

全日、予約優先診療となります


今年10月より全ての診療日が予約優先となります。



予約優先ではありますが、診察日当日に体調を崩した場合は時間を調整して診察しますので、まずはお電話にてご連絡をお願い致します。



※WEBからのご予約は診察日の2日前までとなります。前日もしくは当日の場合はお電話にて予約をおとりください。


何卒よろしくお願い致します。

シャンプー療法

こんにちは!

当院のトリミングでは今「シャンプーキャンペーン」を行なっていることもあり、


この機会にシャンプーの紹介をしたいと思います。

特に皮膚にトラブルを抱える子は、その子に適したシャンプーを使ってあげたいですね!


当院では主に4種類のシャンプーをおすすめしていまして、当院の「薬浴」においても同じものを使用しています!



セボシャンプー(デルモセントシリーズ)

全て天然成分由来で皮膚にとても優しいものです。
健康な子にはもちろんですが、脂漏症アレルギーの子にも適しています。
保湿も十分できます! 

パイオクリーンシャンプー(デルモセントシリーズ)

全て天然成分由来で皮膚にとても優しいものです。
菌の繁殖を防ぐ効果があるため、膿皮症マラセチア症の子に適しています。
保湿も十分できます!



上の2つは「ムースタイプ」も発売されました!
これは「水無し・タオルドライ」でできるものです!
まとまった時間の取れない方にも適していますし、トリミングとトリミングの間に家で気軽にできるものです!




アデルミル

アトピーなどのアレルギー性皮膚炎の子に適しているものです。
アレルギーの子の皮膚は非常に弱く、皮膚のバリア機能を良好に維持するには適したシャンプーが必要不可欠です。
シャンプーによるスキンケアで内服薬を少しでも減らして維持できると理想的ですね!

④ノルバサンシャンプー

殺菌効果に優れているため、膿皮症の子に適しています!
当院では、膿皮症が強く出ている子にはノルバサンを使用し、膿皮症がある程度落ち着いて維持期の段階の子には上のパイオクリーンシャンプーを使用しています。




当院では数あるシャンプーの中でも上の4つを中心に使用しており、効果も実感しています。

   

皮膚のトラブルやシャンプーのことなど、いつでもご相談くださいね!

将棋!

こんにちは!

普段はこの院長ブログで病気のことや治療の紹介をしていますが、たまには自分のことを書こうかと思い、趣味で取り組んでいる将棋についてご紹介します。

みなさんは将棋を見たり触れたりしたことはありますか?

今や藤井棋士の影響もあって空前の将棋ブームとなっていますが、将棋を見たり指したりする人は日本で一千万人と言われています。

以前、将棋の駒で有名な山形県天童市を訪れた時の写真です。街の色々なところに将棋の駒が見つかります。


将棋の醍醐味は人によって異なりますが、私は「序盤の構築のおもしろさ」と「終盤の攻撃が決まった時の爽快さ」が醍醐味に感じます。

将棋は簡単に言うと、相手の「王様」をとりにいくゲームです。

なので、試合の序盤は、相手の王様に攻撃をする準備をしつつ、同時に自分の王様を守るように駒を動かしていきます。

その攻め方・守り方には多くの種類があり、そのバランス力が問われます。

どんな競技にも言えますが、攻め過ぎても守り過ぎてもうまくいかないのが将棋のおもしろさです!


今は将棋のマンガも増えましたが、現名人の渡辺棋士の奥様が書かれている「将棋の渡辺くん」は、プロ棋士の日常をコミカルに描いていて非常におもしろいので、みなさんにもおススメです!

私の今までを振り返ると、小中高校時代はずっとサッカーに没頭してましたが、家で時々父親と将棋を指していました。

大学ではアイスホッケー部に所属してましたが、4年で引退になるので、5.6年生の間は時々将棋会館で指していました。この頃は深いことは考えず楽しめればいいかなという気持ちでしたね。

社会人になって、東京での病院に勤めてた時期は、休みの日になると御徒町将棋センターに頻繁に通って練習しにいきました。
この頃から戦術などをしっかり考えるようになり、テレビやネットでも将棋を観るようになりました。
(ABEMAは将棋のコンテンツが充実しており毎日チェックしています!)

全国のアマチュアが参加する大会にも積極的に参加して、その度に一喜一憂していますね。笑

アマチュアと言えども上位の方たちはとんでもなく強く、なかなか歯が立ちません。。


現在は横浜に来てもう少しで3年になりますが、毎日オンライン対戦で練習し、プロの対戦に目を通して楽しんでいます。

休診日は時間があれば磯子の将棋センターに指しに行ったりしています。

将棋を指している間は邪念がなくなり、勝負に集中できるので良い気晴らしになります。(疲弊しますが笑)


アマチュアの大会はコロナの関係でほとんど中止になっていますが、来年以降開催されることを願いつつ、自分の腕を地道に磨いていこうと思います。

天童で駒彫り体験をしました! 
職人さんに染色をしていただきました!


今は「AI」の発達によって、試合中の形勢の傾きが数値化される時代になり、さらに「次の最善の1手」まで示されるようになりました。

これにより棋士の研究はさらに高度で複雑になってきています。

私もAIソフトを導入してたまに勉強していますが、これが毎日で膨大な局面数を研究するとなると、途方に暮れますね。。プロの将棋界も本当に過酷な世界だと思います。。

プロの戦いを見ていると、中盤から終盤戦は本当に壮絶で、一瞬も目を離せないことがよくあります。戦う姿勢やその技量に大きな感動を味わうこともでき、素晴らしい競技だなと感じます。

まだまだ書きたい内容はたくさんありますが、今回はこの辺で終わりにします。


これからも将棋を楽しんでやっていきたいですね!



興味がある方はいつでも話かけてください!