こんにちは!
夏のような天気ですね、みなさんも動物たちも熱中症や脱水に十分ご注意ください。

さて、今回は関節のサポーターについてご紹介します。

人の方では、スポーツをされる方、骨や関節に病気を持っている方、日々の生活に使っている方、、など様々な場面でサポーターが使われています。



そんなサポーターは犬でも使われています。

この子は11歳のミックス犬ですが、もともと両側に膝蓋骨内方脱臼があり、今年に入って左側の前十字靭帯が断裂してしまいました。

心臓の弁膜症も持っていることもあり、ご相談の上で外科手術は行わず、消炎剤やサポーターでできる限りケアをしていくことになりました。

動物専門でサポーターなどを作っておられる方にご依頼し、この子に合ったサポーターを病院にて装着していただきました。


膝を安定化させるためのサポーターですが、慣れる期間や歩行の改善具合には個体差があります。
この子は、ご自宅で歩行練習をしたり、当院でリハビリを行ったりと、少しずつ装着しながら歩けるようになってきました。

地道に継続中です!



また、椎間板ヘルニアなどの時には以下のようなコルセットも非常に有効です。

サポーターやコルセットを上手に使って、日々の生活が楽になるといいですね!

お困りなことがあれば遠慮なくご相談ください。